イギリス海峡に浮かぶジャージー島。ここで品種改良されたジャージー牛から搾ったものがジャージー牛乳です。ホルスタイン種に比べて体が小さいため産出量は少量ですが、乳脂肪分とタンパク質、ビタミンやカルシウムなどのミネラルを豊富に含んでおり、その味は濃厚でクリーミー。ほんのりと甘いのが特長です。

 また、搾りたての牛乳がβカロテンを豊富に含み、うす淡い金色をしていることから付いた別名はゴールデンミルク。質の高さ、貴重さから、長くイギリス王室の御用達でした。

 日本国内では約1万頭のジャージー牛が飼育されていますが、その数字は乳牛全体の0.6%にしかすぎません。希少価値ともいえるでしょう。

  熊本県で飼養されているジャージー牛の頭数は岡山に次いで全国2位。その歴史は、昭和32年、山里の急峻な場所での飼育を可能な牛として昭和32年に小国町に導入されたことに始まります。
 
   
「山吹色のジャージ牛乳」は「ゴールデンミルク」と呼ばれるジャージ牛乳本来のコクとクリーミーさの追求はもちろん、“身土不二”の考えから生産地に近い黒川温泉限定で飲んでいただくことにこだわった牛乳です。
  濃厚でほんのり甘く、どこか昔なつかしい味がします。黒川温泉郷を包む、山の息吹(いぶき)、生命力に満ち溢れた牛乳、それが「山吹色のジャージ牛乳」です。
   
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