牧場主の高村武志は現在33歳。高校卒業後、父の後を継いで、酪農を始めました。

 妻と二人、10年以上にわたって毎日のほとんどの時間を牛舎で過ごし、搾乳を続けながら、たどり着いた結論は、「本物にこだわる生産者になる」ということでした。

「本物のジャージー牛乳とは何か」。試行錯誤を繰り返すうち、気付いたのは、牛が健康であることの大切さ。乳のもととなるエサの質にこだわり、自らの手で作った牧草をふんだんに与えると共に、飲み水用にイオン水装置を導入して、体を酸化させないといわれるアルカリ性の水を与えることにしたのです。水を替えたことで牛の血液がサラサラになり、「この牧場の牛乳はまろやかでやわらかい」と言われるようになりました。

 また、品質の高さを表す指標の一つである乳脂肪分も、通年で5.0%を超える水準となりました。

 しかし、これで満足しているわけではありません。理想の牛乳を目指し、妻と力を合わせて努力を続けています。より良い牛乳を作るため、みなさんのご感想、ご意見を頂ければと思います。
 

   
「山吹色のジャージ牛乳」は「ゴールデンミルク」と呼ばれるジャージ牛乳本来のコクとクリーミーさの追求はもちろん、“身土不二”の考えから生産地に近い黒川温泉限定で飲んでいただくことにこだわった牛乳です。
  濃厚でほんのり甘く、どこか昔なつかしい味がします。黒川温泉郷を包む、山の息吹(いぶき)、生命力に満ち溢れた牛乳、それが「山吹色のジャージ牛乳」です。
   
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